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利益を上げる為の取り組みに補助金が使えるの!?

  • コラム
【小規模事業者持続化補助金】
利益UPの為の取り組み
補助金が使える!?
(具体的にどんなことに使えるの?)
補助金・助成金・給付金・補助率・補助金額それぞれの説明あり!
と書いてある画像

はじめに

「補助金」という言葉を聞くと、“新しい事業の立ち上げ”や“研究開発”といった特別な活動にしか使えないのでは?と感じる経営者も多いかもしれません。しかし実際には、既存事業の利益を伸ばすための取組み――たとえば販路拡大や業務効率化、新商品開発やコスト削減――にも補助金を活用することができます。

行政書士かりゆし法務事務所では、これまでに約100件の補助金申請をサポートし、採択率は90%を誇っています。特に沖縄県内の中小企業・小規模事業者を中心に支援しており、地域の経営者の皆さまが「利益を上げるための一歩」を踏み出せるよう伴走してきました。

本コラムでは、補助金の基本的な仕組みから、「利益を上げる取組み」にどう活用できるのか、さらに採択につなげるための実践的なポイントまでを解説します。

補助金の基礎知識

補助金の基礎知識(助成金・給付金との違い!)と書いてある両側にお金の絵がある画像

補助金は、国や自治体が特定の政策目的を達成するために交付される返済不要の資金で、「採択」という審査を経て交付が決まるのが大きな特徴です。

「補助金」と混同されやすい制度もあるため、ここで整理しておきましょう。

コラム枠:補助金・助成金・給付金の違い

【補助金】
〈特徴〉事業計画に基づく取り組みを支援。審査を受けて「採択」された事業者のみ交付される。
〈例〉小規模事業者持続化補助金、事業再構築補助金など
〈ポイント〉競争的:申請書の完成度が成否を分ける
【助成金】
〈特徴〉主に雇用や人材育成に関する取り組みを支援。条件を満たせば原則支給。
〈例〉キャリアアップ助成金、人材開発支援助成金など
〈ポイント〉要件充足型:審査落ちはほぼない
【給付金】
〈特徴〉景気対策や災害時の生活・経済支援。一律または簡易な要件で支給。
〈例〉持続化給付金、特別定額給付金など
〈ポイント〉救済型:幅広く迅速に支給される

と書かれている画像

助成金や給付金は「条件を満たせばもらえる」性格が強いのに対し、補助金は事業計画を評価され、選ばれて初めて受け取れる資金です。だからこそ、戦略的に準備することで事業の利益拡大につながります。

利益アップに直結する「小規模事業者持続化補助金」

利益アップに直結する「小規模事業者持続化補助金」最大250万円
と書いている画像

最も代表的な制度が「小規模事業者持続化補助金」です。販路開拓や生産性向上のための経費が補助され、小規模事業者にとって身近で使いやすい制度です。

対象となる経費の例と、利益へのつながりを整理すると以下の通りです。

対象経費と利益向上につながるポイントが箇条書きのように書かれている。
ホームページ製作・SNS 広告は集客強化→売上増加
展示会・商談会出展費用は新規取引先の取得→市場拡大
機械装置・設備導入は生産効率アップ→コスト削減
新商品・新サービス開発は差別化→高付加価値で利益率上昇
外注・専門家活用は短期間で質の高い効果を取得→投資効率向上

 

 

補助金の区分、補助率、上限額、条件・特徴をそれぞれ説明している表です。
通常枠→補助率2/3、上限額50万円、基本枠で最も利用者が多い
インボイス特例→補助率2/3上限額100万円(通常枠+50万円)適格請求書発行業者への登録などが要件
賃金引上特例→2/3(赤字事業者は3/4)上限額200万円(通常枠+150万円)地域別最低賃金の引上要件を満たす必要あり
両特例併用→補助率2/3(赤字事業者は3/4)上限額250万円、インボイス特例+賃金引上特例同時適用
上記の内容が表になっている画像

採択されるためのポイント

採択される為の4つのポイント(弊所の経験からの採択ポイント!)と書いてあり、男性がタイトルを指差している画像

弊所が数多くの支援を行ってきた経験から、採択率を高めるためのポイントは以下の通りです。

採択される為の4つのポイントを箇条書きで書いてある
以下が画像の内容です
①課題を数字で可視化する
②改善の道筋を論理的に示す
③地域や政策の方向性と合致させる
④支援機関・専門家を活用する
沖縄での活用事例(イメージ)で飲食店で店員さんがレジを打っている写真の上に
「飲食店A社
地元食材を活かした新メニュー開発+店舗改装を補助金で実現→観光客の集客に成功、売上20%増」と書いている画像

飲食店A社:

地元食材を活かした新メニュー開発+店舗改装を補助金で実現。観光客の集客に成功し、売上20%増

沖縄での活用事例(イメージ)でアパレルショップの店員さんがノートパソコンの前に座っている写真の上に
「小売業B社
ECサイトを補助金で構築→県外への販路拡大により、利益率の高い通信販売を収益源に。」と書いてある画像

小売業B社:

ECサイトを補助金で構築。県外への販路拡大により、利益率の高い通信販売を収益源に。

沖縄での活用事例(イメージ)画像でエステ店の受付で問診票を持っている受付の女性の写真に「サービス業C社
業務効率化のために予約管理システムを導入→人件費削減と顧客満足度向上を両立」と書いている画像

サービス業C社:

業務効率化のために予約管理システムを導入。人件費削減と顧客満足度向上を両立。

行政書士かりゆし法務事務所の強み

行政書士かりゆし法務事務所の強みについての画像
内容は
・申請実績100件以上
・採択率約90%
・沖縄地域に特化した支援
・計画から実績報告までトータルサポート
と書いてあり、実際の人物の写真とともに構成されている

結びに

補助金は「利益を上げるための実践的なツール」として活用できます。ただし申請の仕方次第で、採択されるかどうか、利益につながるかどうかは大きく変わります。

沖縄で事業を営む皆さまにとって、補助金は資金面だけでなく“経営を見直すきっかけ”にもなります。もし「うちの取り組みは対象になるのか?」「どんな計画を立てればいいのか?」と悩まれているなら、ぜひ行政書士かりゆし法務事務所にご相談ください。100件の申請実績と約90%の採択率を誇る経験を活かし、あなたの事業がより利益を上げられるよう全力で支援いたします。

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