飲食店を開くには調理師免許が必須?食品衛生責任者との違いを整理
- コラム

いつか自分のカフェを開きたい。でも調理師免許を持っていないから無理だと思っていませんか。
一般的な飲食店の開業で確認すべきなのは、調理師免許の有無だけではありません。食品衛生責任者の設置や施設の基準、営業許可などを分けて準備することが大切です。
調理師と食品衛生責任者は、同じ意味ではない
調理師は資格の名称で、食品衛生責任者は施設などで食品衛生上の管理を担う役割です。沖縄県の案内では、食品衛生責任者となる資格として、調理師や栄養士などのほか、所定の養成講習会の修了者などが示されています。
したがって、調理師免許がないことだけで、一般的な飲食店の開業ができないとはいえません。一方で、誰でも手続なく責任者になれるということでもありません。
開業準備で混同しやすい三つ
| 項目 | 役割・確認内容 |
|---|---|
| 調理師免許 | 調理師の資格。一般的な飲食店で一律に必須ではない |
| 食品衛生責任者 | 衛生管理を担う担当者。資格や講習等の要件を確認 |
| 飲食店営業許可 | 営業内容・施設などの基準に沿って準備 |
講習を受ければ、お店の許可も不要になる?
食品衛生責任者の要件を満たすことと、飲食店営業の許可を受けることは別です。厨房の設備や区画など、施設が基準に適合しているかも確認されます。
資格や講習の準備だけを終えて物件の工事を進めると、後から設備の変更が必要になることがあります。メニューや調理工程、持ち帰りや製造販売の有無を整理し、工事前に管轄保健所へ図面を持って相談しましょう。
メニューが変われば、確認事項も変わる
カフェ営業に加え、包装した菓子を別の店舗へ卸すなど、営業内容を広げると別の許可の検討が必要になる場合があります。特別な食品を扱う場合には、追加の資格や基準が関係することもあります。
食品衛生責任者と食品衛生管理者も異なる制度なので、名前が似ているからと混同しないようにしましょう。開業時の計画だけでなく、将来やりたい販売方法まで共有すると、設備計画を立てやすくなります。
準備の順番を、ひと目で
- 1メニューと販売方法を決める店内提供・持ち帰り・製造販売などを整理します。
- 2人と施設を確認責任者の要件と厨房図面を確認します。
- 3許可の準備を進める管轄保健所の案内に沿って申請・検査等を進めます。
相談前に、計画を一緒に整理しましょう
飲食店開業に向けた営業許可の準備をご相談いただけます。予定地、図面、メニュー、提供・販売方法、開業希望日を整理してお知らせください。
工事を始める前の相談が、設備の手戻りを防ぐポイントです。
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