飲食店の営業許可証、引き出しに入れたままになっていませんか?
- コラム

飲食店の開業準備では、厨房の設備やメニュー、仕入れの確認に目が向きがちです。営業許可証を受け取った後も、店内での掲示まで確認しておきましょう。
額に入れるつもりで事務所の引き出しに保管したまま、という見落としを防ぐための整理です。
受け取ったら、店内の掲示場所を確認します
那覇市の食品営業許可の案内は、許可証の交付から営業開始への流れの中で、許可証を施設の見やすい位置に掲示するよう案内しています。沖縄県中部保健所の案内にも、交付後に施設へ掲示して営業する流れが示されています。
受領をもってすべて終わりにせず、営業する施設の中で見やすく掲示できているかを、開店前の点検項目に加えましょう。
似ている書類・手続を整理
| 区分 | 確認する内容 |
|---|---|
| 営業許可証 | 交付された許可証を施設の見やすい位置へ掲示 |
| 営業届出 | 許可と別の制度。中部保健所の案内では届出済証の交付・掲示義務なし |
| 研修等の修了証 | 営業許可証そのものかを確認し、書類を取り違えない |
参考:那覇市・食品営業許可申請
掲示する書類を取り違えないようにします
営業許可証の確認では、書類の名称、対象の施設、営業者、有効期間を読みます。スタッフの研修の修了証など、別の書類を掲示しているから大丈夫と判断せず、交付された営業許可証を確認してください。
メニューや装飾を追加した後に隠れていないかも、日々の店内点検で見直すとよいでしょう。額の色や大きさなどについて、ここで全国共通の仕様を示すものではありません。
営業届出の施設とは、扱いを区別します
食品関係の営業には、営業許可の対象となるもののほかに、営業届出の対象となるものがあります。沖縄県中部保健所は、営業届出制度について届出済証の交付・掲示義務はないと案内しています。
飲食店の営業許可証の話を、そのまま全ての食品関係事業者に当てはめないようにしましょう。自分の営業がどの区分に当たるか分からない場合は、営業内容を整理して管轄保健所へ確認します。
担当者が替わっても、確認できる状態にします
許可証をどこに掲示しているか、許可の期限を誰が管理するか、変更が生じた際はどこへ相談するかを引継ぎ事項にしておくと、日常の管理が続けやすくなります。店名や営業者などの変更がある場合は、掲示の張り替えだけで手続が済むとは限りません。
掲示と各種手続を別々に確認し、衛生管理の記録なども含め、営業を続けるための点検を積み重ねましょう。
参考:那覇市・食品営業許可申請
準備の順番を、ひと目で
- 1許可証を確認施設・営業者・有効期間などを読みます。
- 2見やすい場所へ掲示後にメニューや備品で隠れないか確認します。
- 3管理を引き継ぐ期限や変更時の相談先を担当者間で共有します。
相談前に、計画を一緒に整理しましょう
飲食店の開業や変更手続で、何を確認すべきか迷った際はご相談ください。営業内容と所在地に合わせて、許可・届出と開店までの準備を整理します。
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