ドローンに登録記号を貼れば準備完了?リモートIDの設定も確認しましょう
- コラム

登録したドローンに記号のシールを貼り、これで飛ばせると思っていませんか。登録記号を機体に表示することと、リモートIDで識別情報を発信することは、別の確認項目です。
今回は、日本国内の屋外で飛行させる登録対象の無人航空機について整理します。
1.見える記号と、電波による発信は役割が違います
国土交通省は、発行された登録記号を機体へ鮮明に表示するよう案内しています。リモートIDは、飛行中の機体を識別できるよう、識別情報を電波で発信する仕組みです。
登録手続きを終えたことだけで、機体への表示やリモートIDの準備まで済んだとは限りません。
出発前に分けて見る2つの項目
| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 登録記号の表示 | 発行された記号が、機体に鮮明に表示されているか。 |
| リモートID | 免除対象でなければ、搭載・登録情報の設定・発信を確認。 |
2.搭載した後は、登録情報の書込みを確認します
リモートIDには内蔵型と外付け型があります。機器の有無を確認したら、対応するアプリなどで、その機体の登録情報が正しく書き込まれているか確認しましょう。
DIPS APPの公式手順でも、対象機体を選び、書込みの正常終了を確認する流れが示されています。操作方法は使用する製品の説明書にも従ってください。
登録情報や機器に変更がなければ、飛行のたびに書き込む必要はありません。
3.搭載免除は、古い機体なら一律に適用されるものではありません
リモートIDの搭載が免除される場合があります。代表例は、事前登録期間(2021年12月20日~2022年6月19日)中に登録申請をした機体です。
ただし、購入した時期だけでは判断できません。国土交通省は、事前登録した機体でも登録を更新しなかった場合は搭載義務の対象になると案内しています。
そもそも登録が失効したまま飛行することはできず、リモートIDを付けるだけで解決するものではありません。国への届出と安全措置を伴うリモートID特定区域での飛行や、係留飛行などにも条件があるため、免除を利用する場合は最新の公式案内で該当条件を確認してください。
4.発信確認と、飛行方法の確認を分けましょう
飛行前には、リモートIDが正常に動くか、外付け機器が確実に取り付けられているかを確認します。また、リモートIDを搭載したからといって、目視外飛行などが自動的に認められるわけではありません。
識別のための準備と、予定する場所・方法で飛行するための手続きを分けて整理しましょう。
準備の順番を、ひと目で
- 1登録と表示を確認登録が有効か、機体の表示が合っているかを確認します。
- 2搭載・設定を確認免除条件も含め、リモートIDの準備を整理します。
- 3飛行前に動作確認取付け・発信と、飛行場所や方法の条件を確認します。
相談前に、計画を一緒に整理しましょう
ドローンの登録や飛行に必要な手続きが整理できないときは、行政書士かりゆし法務事務所へご相談ください。機体情報と予定する飛行内容を伺い、確認事項や申請の準備をお手伝いします。
機器の故障や製品ごとの設定方法については、メーカーの案内もご確認ください。
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