キッチンカー、買ってから後悔しないために。沖縄で車両購入前に確認したい5つのこと
- コラム

気になる中古のキッチンカーを見つけたら、先に押さえたくなるものです。でも、前の持ち主が使っていた車両でも、自分のメニューや営業計画にそのまま合うとは限りません。
車を選ぶ前に『何を、どこで、どこまで調理するか』を決めておきましょう。
1.まずメニューと調理工程を決める
沖縄県は、車内で調理して食事を提供する場合、飲食店営業の自動車営業許可が必要と案内しています。扱う食品や調理方法によって設備の条件が変わるため、車の大きさや見た目だけでは選べません。
『唐揚げを販売する』だけでなく、どこで肉を切るか、どこで保管するか、車内では何を行うかまで書き出しましょう。
車両契約の前にそろえるメモ
| 確認するもの | 具体的に書くこと |
|---|---|
| メニュー・工程 | 仕込み場所/車内で行う調理/保存方法 |
| 車両・設備 | 図面/給排水/手洗い/冷蔵・器具配置 |
| 出店・契約 | 営業地域/管理者の承諾/名義・改装費 |
2.車の設備と、仕込み場所をセットで確認
給排水、手洗い、冷蔵保管、器具の配置などを図面で確認します。給水タンクの容量だけで全メニューの可否が決まるわけではありません。
車外で仕込む場合には、その施設で行う作業に必要な許可や衛生条件も相談してください。家庭の台所を当然に使える前提で契約を進めないことが大切です。
3.『営業許可』と『出店できる場所』を分ける
食品の営業許可を受けても、希望する土地やイベントで自由に営業できるわけではありません。土地・施設の管理者や主催者に、出店の承諾、出店料、電源、排水、ごみの扱いなどを確認します。
営業予定地域を申請窓口に伝え、許可の営業区域や届出も確認しましょう。県の案内では、許可後に3か月ごとの出店予定届が必要とされています。
4.中古・レンタル車は、名義と契約条件も見る
前の許可証があることだけで、自分が同じ名義のまま営業できるとは判断できません。事業譲渡なのか車両だけの売買なのかを整理し、新規申請や承継など必要な手続きを保健所に確認します。
車の所有者が異なる場合、中部保健所の案内では貸与証明書等も求められています。改装費の負担やキャンセル条件も契約前に読みましょう。
5.許可後の運営まで、資金計画に入れる
食品衛生責任者の確保、申請、車両検査、必要な手直しの期間を見込みます。購入代金だけでなく、駐車場、燃料、保険、保管設備、包材、出店料も計画に入れてください。
最初の相談に必要なのは完璧な事業計画ではありません。予定メニューと工程、車両の候補図面、出店候補を1枚に整理するだけでも、確認すべき点が見えやすくなります。
準備の順番を、ひと目で
- 1メニューを決める工程と仕込み場所まで整理
- 2図面で事前相談保健所で設備・手続きを確認
- 3車両契約・申請へ検査と許可、出店条件を整える
相談前に、計画を一緒に整理しましょう
当事務所では飲食店営業などの許認可申請準備をサポートしています。車両の候補を決める段階から、事業計画と手続きの順番を一緒に整理します。
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