パスポートを持っていれば在留カードは家で保管?日常の携帯義務と例外を確認
- コラム

「大切な在留カードをなくしたくないので、家に保管している」。気持ちは分かりますが、紛失対策と携帯義務は分けて考える必要があります。
在留カードを持つ方と、外国人スタッフを受け入れる事業者が知っておきたい基本です。
パスポートと在留カードは、同じ扱いではありません
出入国在留管理庁のQ&Aでは、パスポートを持っているかにかかわらず、在留カードの常時携帯が必要とされています。権限のある入国審査官や警察官等から提示を求められた際には、提示する必要もあります。
「今日は身分証を使う予定がない」という理由で判断しないようにしましょう。
混同しやすい場面を整理
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| パスポートを携帯 | 在留カードの携帯の代わりにはならない |
| 16歳未満 | 在留カードの常時携帯義務は免除 |
| 特別永住者証明書 | 在留カードとは別の制度 |
| 適法な申請取次等 | 法定の提出・受領の範囲を確認 |
年齢や証明書の種類による違いを確認する
16歳未満の方は在留カードの常時携帯義務が免除されています。また、特別永住者証明書には常時携帯義務が定められておらず、在留カードと同じルールではありません。
外国籍の方を一律に扱わず、自分が持っている証明書の種類と対象制度を確認することが出発点です。
申請のために預けるときは、手続の範囲を確認
法令で認められた人が本人に代わって在留カードを提出・受領する場合は、その法定の行為の範囲では本人の携帯義務違反にならないと案内されています。この説明を、勤務先などが日常的に原本を保管してよいという意味に広げないでください。
申請に伴って預ける場合は、依頼先に必要な期間や携行資料、返却方法を確認しましょう。
なくしにくくする工夫を、毎日の習慣に
持ち歩く場所を決め、出発前に確認する習慣をつけると、忘れ物を減らせます。職場で案内するなら、難しい言葉だけの掲示より、本人が理解できる言語や短いチェック項目が役立ちます。
携帯に不安があるときは、自己流で代替せず入管へ扱いを確認してください。
準備の順番を、ひと目で
- 1対象を確認年齢と証明書の種類を見る
- 2携帯を習慣に原本の保管場所を決める
- 3預ける前に確認手続・期間・返却方法を聞く
相談前に、計画を一緒に整理しましょう
当事務所では、在留手続に向けた必要書類や準備事項の整理についてご相談いただけます。ご本人の状況と予定している手続をお知らせください。
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